Eno.6 潤奈  11. エピローグ [ストーリー] (前回の結果)

11. エピローグ


 
◇花の力で衝撃を与えると、ガラスが砕けるような大きな破砕音を立てて、結晶体が派手に割れ始めた。
 同時に強く石たちが一斉に輝き始め、轟音と地面の揺れとともに、連鎖的に周りの結晶体も弾けてさらさらと砂のように消えていく!!

◇徐々に身体が透けていくオーキッドの姿がこちらを見つめる。

コバルト
「オーキッド!!」

マゼンタ
「お母さん!!」

シアン
「お母さん…!!」

オリーブ
「オーキッドさん!!」

ハナコ
「オーキッドさん!!」

イエロー
「オーキッドさ~~~~ん!!」


オーキッド
「ハッ、なんて顔してやがるんだ。名残惜しくなるじゃないか。まったく。」

オーキッド
「いいか、お前らに長々と言い残したことなど無い。ただ……元気であってくれ。そして、この庭園を……頼んだよ。」

オーキッド
「ありがとう、冒険者さんたち。君らのおかげで楽しい思い出ができたよ。」

オーキッド
「それじゃ……あばよ。」


マゼンタ
「―――」


◇数々の叫ぶ声が聴こえたが、多くは轟音の中にかき消されていった。
 激しい光と音が、辺りを、山を、庭園全体を包んでいく!!






◇……―――――――
 それからどのぐらいが経っただろうか。周囲の状況が把握できるぐらいになるまで落ち着くと、
 自分たちへ語りかける声がした。



オリーブ
「ぼ、冒険者さん……。あれを見て。」


◇砂埃の中に立っていたのは……壁の中にいたはずのオーキッドだった。
 何が起きたのか、目を丸くしながら自分の手のひらを見つめ、握りこぶしを作ったり開いたりしている。



マゼンタ
「……!!」


コバルト
「オーキッド…!!」


オーキッド
「……よお。」


オーキッド
「なんだ、石の中の私……生きてたんだな。」


オーキッド
「違うな、生かされていたのか。この大地に……庭園に守られていて。」


オーキッド
「……と、そうだ。」


◇こちらに向かって少し歩き、自分たちの前に立つと。



オーキッド
「コバルト、マゼンタ、シアン、オリーブ、イエロー、…ハナコ。」

オーキッド
「まあ……なんだ。その、ただいま。」


マゼンタ
「……!!」


 
「「おかえりなさい!!」」


イエロー
「ふふ、さあて、帰りましょうか!」


マゼンタ
「うん……ってあれ?ちょっと待てよ、羊飼いのアイツはどこだ?」




◇すると、高いところから声が聴こえた。



羊飼いの少女
「ふう、残りの魔力じゃ逃げるのでも精一杯ね。」


羊飼いの少女
「石も無くなって、やることも無くなったんじゃここに長居する理由は無いわ。」

羊飼いの少女
「逃げるなんて癪だけど、戯れはここで終わりよ。引かせてもらうわ。じゃあね。」


マゼンタ
「お、お前~!次会ったら許さないからな!」


◇指をパチンと鳴らすと土煙が舞い上がり、羊飼いの少女は跡形もなく消え去っていた。
 代わりにひつじが数匹現れた!



ひつじ
「メェ~」

ひつじ
「メェ~」

ひつじ
「メェ~」

ひつじ
「メェ~」



戦闘開始!!

潤奈(6)

STR0MAG0タイプ【✿平穏】

AGI0VIT0推し花サンダニア

DEX140MNT140隊列後列
コーデリア(96)

STR681MAG0タイプ【✿闘志】

AGI0VIT0推し花ランドラ

DEX0MNT0隊列前列
三宅(8)

STR382MAG0タイプ【✿平穏】

AGI0VIT0推し花リップス

DEX382MNT0隊列前列
千部(106)

STR0MAG220タイプ【✿慈愛】

AGI0VIT50推し花ゲニラ

DEX220MNT220隊列後列
VS
ひつじ

STRMAGタイプ【✿平穏】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列
ひつじ

STRMAGタイプ【✿平穏】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列
ひつじ

STRMAGタイプ【✿平穏】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列
ひつじ

STRMAGタイプ【✿平穏】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列

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◇庭園の入り口へ向かう一行。

マゼンタ
「お母さん、身体は本当に大丈夫なの?」


オーキッド
「ああ、不思議なことに五体満足だよ。この庭園が今まで守っててくれてたんだろうな。」

オーキッド
「だけど、花の力はおろか、魔法が一切使えなくなったけどな。」


オーキッド
「まあいいさ、私は今となってはお前らがいて、庭園がここにあるだけで十分に生きられる。」

オーキッド
「別に困ることはないだろう。」


オーキッド
「さ、ハナコ。まずは魔物たちに荒らされた花壇とかを修復する仕事を頼むよ。」


ハナコ
「あいあいさー!です!」






マゼンタ
「なあ、なぜアイツは石の力が欲しかったんだと思う?」


オリーブ
「さあね……なんででしょうね。私はアイツじゃないからそんなこと知ったこっちゃないわね。」


オリーブ
「言葉を力に変える石、ワードストーンを手に入れて実現したかったこと……これだけじゃ何もわからないわ。」


マゼンタ
「自分の魔法だけではどうにもならない、何かがあったんだろうな。」


オーキッド
「ふん、言霊なんてロクなもんじゃないさ。でも決して馬鹿にしてもいけない。」

オーキッド
「言葉には石とか関係なく、強いパワーを持っているからな。」


オーキッド
「例えばさ、マゼンタ。人に馬鹿にされる言葉を言われたらどう思う?」


マゼンタ
「いやな気持ちになるかな」


オーキッド
「じゃあ、褒められたら?」


マゼンタ
「……いい気持ちになる。」


オーキッド
「そうだ。」

オーキッド
「”言葉は薬草であり、そして毒でもある”」

オーキッド
「冒険者だった頃、とある人に言われた言葉だ。」


オーキッド
「言葉には力がある。どんな言葉も、使い方次第ではどんな効力をも生み出す。」

オーキッド
「それは、石の力が無くなって、花が普通の花に戻ったって同じだ。」

オーキッド
「さっき言ってくれたな。「お母さん」って。」

オーキッド
「とても嬉しい言葉だったよ。石の力とか関係なしに。」


オーキッド
「お前らが大人になるにつれて、いろんな言葉を覚えていくだろう。」

オーキッド
「だけど、そうしていくにつれて、往々にして言葉が持っている力なんて忘れて言葉を発するようになる。」


オーキッド
「だから時々、このことを思い出して欲しい。」


マゼンタ
「わかった。お母さん。」

マゼンタ
「……でもずるいよ。言い残したことは無かったんじゃないの?」


オーキッド
「はは、そう言えばそうだったな。」






◇……―――――――



ハナコ
「さ、つきましたよ!庭園の入り口に!」



◇たくさんのハナコたちが庭園の入り口の前に集まっている。
 真ん中のハナコが、花束を持っているようだ。珍しい花が添えられている。



ハナコ
「はい、どうぞ!オーキッドさん!おかえりなさい!」


オーキッド
「ちょっ……おいおい、これはどういうことだ?」


ハナコ
「さっきイエローさんからそちらのハナコ経由で連絡が来ましてね。」

ハナコ
「先回りして花束を用意してきたんです!」


イエロー
「えへへ~驚きました?急ぎでしたが用意してみたんです。」

イエロー
「花のアレンジメントは得意なんですよ~。」


オーキッド
「ははは……そりゃありがたいな。」


オーキッド
「……ありがとう。」


コバルト
「オーキッド、君が帰ってきてくれて本当に良かった。」

コバルト
「庭園は魔物にあちこち荒らされたけれど、みんなで力を合わせればまた元通りになる。」


コバルト
「これからもよろしく、オーキッド。」


オーキッド
「……。」


オーキッド
「……もちろんだ!」



ハナコ
「それじゃあ今日はみんなでお祝いパーティーをするのですっ!」

ハナコ
「ハナコ各位、準備をよろしく頼みますよ!!」


ハナコたち
「「おーっ!!」」






ストロールグリーン――……


庭園の花々は


石の力が無くなり花言葉による力が薄れていっても


相変わらずキラキラとした輝きを失わず


非常に生き生きとしながら


今日も、その大地に根を張らせ、穏やかな風にゆらゆら揺られている……。








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 古来から、人類の歴史には花を贈るという文化がありました。

 薬草のような効能や、野菜のような栄養など、機能的な役割はほとんどないのに、
 
 気軽に人へ色々な贈り物ができるようになった現代でさえも

 人々が花を愛し、人々が花を贈り物に使うのはなぜでしょうか?
 
 ある人はこう考えました。

 「花というものは、色や形、香り、場所、育ち方……
  人間と同じように個性が溢れているから、人の想いに当てはまりやすいのだ」と。

 花は儚くいつか枯れてしまうけれど

 人の想いは枯れずに残る。

 それこそが花を贈り物に使う、一つの考え方なのかもしれません。


 『Stroll Green』
 
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ハナコ
「あれ?オリーブさん、傘はどうしたんですか?」


オリーブ
「あー、それがね……あの傘、あちこちに島の土の成分が含まれていたらしくて」

オリーブ
「石が無くなるのと同時にほとんど溶けて消えちゃったわね……。」

オリーブ
「ま、いいのよ。愛着はあったけど……傘なんてまた新調すればいいじゃない。」

オリーブ
「形あるものはいつか壊れてしまうものよ。でも、おかげで新しい傘を選ぶワクワク感がまた湧いてきたわよ。」

オリーブ
「ハナコ、新しい傘選びに付き合ってくれるかしら?」


ハナコ
「……はいっ!いいですよ!」








 「Stroll Green」のストーリーはこれにて終了となります。
 
 遊んで頂きまして本当にありがとうございました!
 
 今後の更新や運営については、お知らせ等で連絡していきますので改めてよろしくお願い致します。




  Thank you for playing "Stroll Green" !!



 

今回の活動

訓練と休息 と スキル枠の拡張を行った!

お金を 2000 獲得!
能力振り分け値を 97 獲得!
GPを 65 獲得!
調子が 8 回復!
スキル枠を 1 拡張!……しようとしましたがこれ以上拡張できませんでした。
KPを 1 獲得!

推し花

Fno.12 サンダニア

細長い華奢な茎に、ランタンのような形をした黄色やオレンジ色の花を咲かせる。
中に発光する虫を入れて夜道を歩くと良いらしい。【花言葉:祝福】

作業相性施肥、?花の性質性質「祝福」が確定

スキル[Lv1]アタック - [Lv2]ブレス - [Lv3]リバーサルブレイク - [Lv4]ハイタイド - [Lv5]アタックチャンス -

潤奈はサンダニアの花を推している!
なんとなく花への理解が深まった気がする!

習得スキル

今回は新たな花の力は定着しなかった……!
もっと花を育てた方がいいのかもしれない。


 
 
 
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