Eno.47 奉仕するもの  12. さいはての地 [ストーリー] (前回の結果)

日記


───たそがれの頂

           そら
それは、この島で最も宇宙に近い場所。
星空を臨む小高い丘の上に、一人の少女の姿があった。

???
「テケリ・リ! テケリ・リ!」


少女は鳥の鳴き声にも似た、人の言語では表せない音で、彼方へと呼びかけている。
同族にのみ伝わる号令であり、自分はここにいるという主張。
あるいは、夢のようなひとときの終わりを告げる鐘の音のように。

メイド服の少女達
「テケリ・リ」

メイド服の少女達
「テケリ・リ」


しばらく声を上げ続けていると、やがて同じ姿をした少女達が集まり始めた。
この島に集う少女達のほとんどが今この地に集結している。
全てではない。中には別の"帰る場所"を得た個体もいるから。
そして、集まった中にも大切なものを持ち帰ろうとしている個体がいた。

メイド服の少女
「ここにお迎えが来てるのれすね」

???
「テケリ・リ?」

サフラトゥラ
「───はい、ワタシも一緒に帰るのれす。
 たくさんの、楽しい思い出を持って」

???
「……テケリ・リ」


中心に立つ、呼びかけていた少女が手を差し伸べる。
サフラトゥラを筆頭に少女達は次々と手を繋いでいき、一つの輪になって。
やがて、星空に、他の来園者には見えない霞みがかった巨大な影が浮かび上がった。

???
「テケリ・リ!」

メイド服の少女達
「「テケリ・リ!」」

サフラトゥラ
「(きっと……いえ、必ずまた会いに行きますから)」


少女達の環はふわりと宙へ浮かびあがり、巨大な影の下へと還っていく。
遠い、遠い宇宙の彼方。あるべき場所へと帰っていく。
それは決して永遠の別れではない。再会を約束した相手がいるから。
どれだけ時間が掛かるかは分からないけれど───

サフラトゥラ
「  Take it easy
 てーけっりーりー、気長に待っていてほしいのれすよ」




そうして"大いなるもの"の見ていた夢は、ひとときの幕を下ろしたのだった。

12. さいはての地


 
◇庭園に平穏が戻ってから数日。魔物も徐々に減っていき、安全に歩ける場所が少しずつ増えてきた。
 そのおかげか、人気が少なかった庭園も少しずつ賑わいを取り戻しつつあるようだ。
 そして、石の力が失われたことで花の力も緩やかに弱くなっている。

ランドラ
「ドラ~」

ハナコ
「ララドラ~」

ランドラ
「ドララララ~」


◇遊んでいるハナコとランドラがいる。



オリーブ
「何やってんの?ハナコ」

ハナコ
「あはは、なんだか可愛くって、つい」

イエロー
「まぁまぁランドラさんですね。花の力に関係無しに歩き回れるんですね。不思議です~」


ハナコ
「これも一応花のお世話…ということで。あ、それよりなんですが、庭園のマモノさん達に荒らされた所の修繕が大方終わったらしいですよ!」

オリーブ
「へぇ、こんなに早く終わるなんてやるじゃない。ところで今私とお話してるハナコは何もしなくても大丈夫なの?」

ハナコ
「大丈夫です!こう見えても現在進行系で他のハナコの指揮をしていますので!時代は’まるちすれっど’ってやつです!」

イエロー
「ハイスペックですね~」


イエロー
「あの、そうそうこれを見て欲しいんですよ~」


◇イエローがラソの花をかざすと、周りの花壇に雨が降り、広範囲に水やりをし始めた!



オリーブ
「すごいじゃない!さすが花の扱いには慣れてるわね」

イエロー
「えへへ~、ちょっと頑張ってみたんです。この花の力も、そろそろ使えなくなっちゃうんですけどね。今思えば惜しいです。」

オリーブ
「花の力が無くなるとだんだん不便になっていきそうね。」


コバルト
「そんなことはないよ。オリーブ。イエロー。」


◇コバルトがこちらの会話に混ざってきた。



コバルト
「花の力が無くなっても、僕らが経験したことは無くならないだろう?」

コバルト
「経験というものが自分の中に定着して残り、経験を頼りに生きることができる。だから僕らは花の力が無くてももう大丈夫だよ。便利ではあったんだけどね。」


イエロー
「そうですね~コバルトさんの言う通りです~」


コバルト
「冒険者さんたち、改めて長い旅路ご苦労様。あれから数日、庭園ではリフレッシュできたかい?」

コバルト
「いろんな場所へ行ってみるといいよ。ハナコ達がメンテナンスしてくれてるみたいだしね。」




ハナコ
「そうそう、花図鑑を完成させたって聞きましたよ!すごいですね!おめでとうございます!」

ハナコ
「ということはこの庭園のすべてを見回ったってことですね?みんなに自慢できますよ!」

ハナコ
「なんなら一緒にこの庭園で働いてくれてもいいんですよ!花を愛でる人は多いほどいいですからね!」


オリーブ
「こらこら、勝手に勧誘しないの。コバルトさんも困ってるでしょ?」


コバルト
「あはは、ま、冒険者さんたちなら悪くないんじゃないかなとは思うけどね」


◇地図をじーっと眺めるオリーブ。
 山の近く、道を外れたところにある島の出っ張り部分を指差した。



オリーブ
「ねえ、ここって行ったの?私は行ったことないけど」


ハナコ
「んー、ここには行ってないですね!お化け岩のちょうど裏側にあるので見逃してたかもです?」


オリーブ
「それじゃ行ってみましょ!多少疲れが取れてないけど、全然いけるわよ。」

オリーブ
「ほら、マゼンタ。あなたも行くのよ。」


マゼンタ
「ええ、なんで?僕も休んでいたいよ。」


オリーブ
「い、いいから行くのよ。また冒険しましょ。」


イエロー
「ふふ、それでは私はハナコちゃんとランドラさんのお世話してますね~」


ランドラ
「ドララ~」



◇オリーブとマゼンタと一緒に、山道に向かって進み出す。
 ハナコたちの整備と、魔物退治のおかげで道はとても快適に進みやすくなっている。
 まだ奥の方には多少魔物が残っているようだが、いずれは消滅していくようだ。


 

戦闘開始!!

メイド服の少女(47)

STR0MAG327タイプ【✿刹那】

AGI0VIT327推し花コスモ

DEX0MNT327隊列後列
にわ姫(227)

STR290MAG0タイプ【✿庭師】

AGI154VIT136推し花ジオグラス

DEX145MNT145隊列後列
マオルガ(134)

STR0MAG0タイプ【✿刹那】

AGI500VIT262推し花リラベンド

DEX0MNT210隊列後列
ルチア(96)

STR0MAG0タイプ【✿刹那】

AGI0VIT500推し花リップス

DEX125MNT350隊列前列
VS
UFO

STRMAGタイプ【✿精密】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列後列
ユニコーン

STRMAGタイプ【✿慈愛】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列後列
グリーンドラゴン

STRMAGタイプ【✿平穏】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列
メデューサ

STRMAGタイプ【✿妨害】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列後列
グリフォン

STRMAGタイプ【✿華麗】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列前列
ツチノコ

STRMAGタイプ【✿余裕】

AGIVIT推し花なし

DEXMNT隊列後列

戦闘結果を見る>>

 

◇山道を抜けるとごつごつした岩が無造作にある岩山へ出た。
 すっかり日も暮れて辺りは暗くなってきている。

◇誰もいないはずのこの場所で、人の声が聞こえる。誰かが話しているようだ。
 一人は黒いローブをまといフードを被った少女。
 もう一人は相変わらずボロボロのままの羊飼いの少女。



???
「……石の力なんか何に使うつもりだったんだ?」

???
「お前かなり強い魔法使いだろ?召喚だってできるぐらいなのに、これ以上何ができないって言うんだ羊飼いさんよ。」

羊飼いの少女
「あの石は強力よ。言葉というものに直接力をもたせることができる。」

羊飼いの少女
「つまり、言葉として表現できるものであれば本人の技量に関係なく、例えば専門外のこともできるわ。」

羊飼いの少女
「確かにそう、私は強い魔法使い。これだけ消耗していなければあなたすら簡単に倒せてしまうわ。」

???
「ま、そうだろうな。」

羊飼いの少女
「でも、できないこともあるわ。それは”生命に関する魔法”なの。」

羊飼いの少女
「生命をコントロールする魔法は専門性が高く、そして高い水準の技量を求められるの。ゆえに、他の一切を切り捨て、その為に生涯を捧げる必要性があるとも言われるわ。」

???
「んなこと言われなくたって知ってるよ。だから技術の方が進歩してるんだろ?」

羊飼いの少女
「そうね。だけど、この島では生と死に関わる魔法のようなものが普通に使うことができていた。なぜだと思う?」

???
「なるほどね。そこでその石ってわけか。」

羊飼いの少女
「私たちが実現したいことのためにはそれが必要だったの。もう溶けて消えたり力を失ったりして用済みになってしまったけれど…」


マゼンタ
「あ、あの羊飼い……こんなところに……」


◇フードの少女は声を張り上げ、自分たちの方向にむかって話しかける。



???
「おい、そこにいるんだろ?こいつを探してるやつがさ。」


オリーブ
「……!」


???
「だけど悪いな。オレにもこいつに用があるからよ。」

???
「ちょっと訳があってねー。こいつは貰っていくね」


◇羊飼いの少女を軽々持ち上げて抱える!


 
羊飼いの少女
「あっ、ちょっと待っ……!」

オリーブ
「ま、待ちなさい!あなたは誰?」

???
「……オレ?はは、そんなの簡単に教えてあげないよ。そうだな……『七色の魔女』って呼んでくれるかな?」

???
「あーちなみにこいつの名前は『アリエス』って言うんだ。名前知りたかっただろ?いやあかわいい名前だよな。なっアリエス!」

羊飼いの少女
「こら!何バラしてんのよ!あなたも名乗りなさい。フォ…」


◇口を塞がれた。



???
「あはは、まあまあ。暴れるなよ。魔法がほとんど使えないとかわいいもんだ。」

???
「っと、あまり時間が無いもんでね。この辺でお暇するよ。じゃーねー。」


◇岩山からすたっと飛び降りると、もう後を追っても彼女の姿は羊飼いの少女ごと見えなくなっていた。





オリーブ
「行っちゃったわね。」

マゼンタ
「てかさ、羊飼いもそうだったけど入場料とってなくない?もういいけどさ……」


マゼンタ
「結局、何もなかったな。ただ岩山があるだけかぁ」


オリーブ
「……。」


オリーブ
「そんなこともないわよ?」


オリーブ
「冒険者さん。マゼンタ。上を見て。」


マゼンタ
「……!!」


◇空を見上げれば、そこには吸い込まれそうな宵の闇と、満点の星空があった。
 周りに明かりは一切無いため、視界を遮るものも無い。



オリーブ
「色々騒がしくて空なんか見つめる余裕は無かったけど、綺麗なものね。」


オリーブ
「さて、ちょっと休んだら遅くならないように帰りましょ。花の力で明かりを灯しながら帰るのよ!」






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 庭園は、今日も変わらず自然いっぱいでたくさんの花々が咲き誇っています。
 
 賑わいを取り戻し、今や冒険者に限らず色々な人が様々な思いを胸にこの庭園へ来訪し、
 
 疲れをリフレッシュしたり、観光したり、あるいは庭園の奥へちょっと探検してみたり。
 
 
 もしかすると、次はあなたのところに招待状が来るかもしれません。
 
 
 ”  素敵な庭園をオープンしました。
  
    ここは、周囲すべてが空という空間の中に浮かんでいる、一つの島。
  
    広々とした世界と豊かな自然。冒険の疲れを癒やすのにぴったりです。
  
    良かったら、ぜひお越しください。 ”
 
 END
 
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コバルト
「―――つまりこの岩は、我々が時間が飛んでたみたいだったから突然現れたように見えたんだな。」


オーキッド
「そうだ。でも、本当に聞きたいのはそういうことじゃないだろう。」


オーキッド
「…………。」


オーキッド
「”この岩、つまり別の島が突然この島に落ちてきた理由はなんだ?”だろ?」










 

今回の活動

訓練と休息 と 庭園の手伝いを行った!

お金を 4000 獲得!
能力振り分け値を 80 獲得!
GPを 35 獲得!
調子が 5 回復!
PPを 10 獲得!
KPを 6 獲得!

推し花

Fno.50 コスモ

夏が過ぎて涼しい季節になると一気に咲き乱れる荘厳な景色が観られる花。
暖色系の品種が多い。一面に咲いたコスモの花は圧巻。【花言葉:調和】

作業相性水やり、手入れ花の性質性質「重力」が確定

スキル[Lv1]ルナティック - [Lv2]セプテントリオン - [Lv3]ムーンライト - [Lv4]コズミックパワー - [Lv5]メテオ - [Lv6]グラビティ - [Lv7]ロストワールド - [Lv8]ミルキーウェイ

メイド服の少女はコスモの花を推している!
なんとなく花への理解が深まった気がする!

フラワーギフト

風船に手紙とコスモの種を乗せて空へ放った!
たちまち風船は空の彼方へ飛んでいって見えなくなっていった……。

しばらくするとどこからともなく手紙が落ちてきた。
手紙にはこう書かれている……。

Eno.???

1万の種だァ・・・おいしくたべてください・w・

リップスの種を獲得!


 
 
 
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